坐骨神経痛の予防と改善に効果的な筋トレとストレッチ法
- Fit-me
- 3月14日
- 読了時間: 5分
更新日:4 日前

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坐骨神経痛は、腰やお尻、太もも、足に激しい痛みを引き起こす疾患で、坐骨神経が圧迫されることで生じます。長時間の座り仕事や運動不足が原因となることが多いですが、適切な筋トレやストレッチを行うことで、症状の予防や改善が可能です。この記事では、筋トレとストレッチを重点的に解説し、坐骨神経痛に対する具体的なアプローチ方法を紹介します。
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1. 筋トレ:坐骨神経痛予防のために鍛えるべき部位とエクササイズ
筋トレは、腰部やお尻、太ももの筋肉を強化し、神経への圧力を軽減するために重要です。特に、**コア筋肉(腹筋・背筋)とお尻の筋肉(大臀筋)**を強化することで、腰や骨盤周りのサポート力が向上し、神経への負担が減ります。
① コア筋トレ:腹筋・背筋
コアを強化することで、腰への負担を減らし、姿勢を安定させます。以下のエクササイズが有効です。
プランク
目的:腹筋と背筋を同時に鍛え、体幹を安定させる
方法:肘とつま先を床につけ、体を一直線に保ちながらキープします。腰が落ちたり、反ったりしないように注意。
セット数:30秒×3セット(慣れてきたら時間を延ばす)
バードドッグ
目的:腹筋と背筋を鍛え、体幹の安定性を向上させる
方法:四つん這いになり、右腕と左足を同時に伸ばし、背中が反らないようにキープ。反対側も行う。
セット数:左右10回×3セット
スーパーマンエクササイズ
目的:背中を強化し、腰のサポート力を高める
方法:うつ伏せに寝て、両手両足を同時に持ち上げ、数秒間キープ。その後、ゆっくり下ろします。
セット数:15回×3セット
② 下半身の筋トレ:お尻・太もも
下半身の筋力を強化することで、腰への負担を軽減し、坐骨神経への圧迫を防ぐことができます。
ヒップリフト(お尻を上げる運動)
目的:大臀筋を鍛え、腰への負担を減らす
方法:仰向けに寝て、膝を90度に曲げ、足を肩幅に広げてお尻を上げます。お尻を締めながら上げ、数秒キープし、ゆっくり下ろします。
セット数:15回×3セット
スクワット
目的:大臀筋、太もも、腹筋を鍛え、体全体の安定性を向上させる
方法:肩幅に足を開き、膝を曲げてお尻を下げ、太ももが床と平行になるまで下げます。その後、ゆっくり元に戻ります。
セット数:10回×3セット
ランジ
目的:お尻と太ももを強化し、バランス感覚を高める
方法:片足を前に出し、膝を90度に曲げて下げ、反対足の膝が床に近づくようにします。その後、元の位置に戻り、反対側も行います。
セット数:左右10回×3セット
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2. ストレッチ:筋肉を柔軟に保つために重要なストレッチ法
筋肉の柔軟性を高めることは、坐骨神経痛の予防に欠かせません。特に、腰部、臀部、太ももを中心にストレッチを行うことで、神経への圧迫を防ぎます。
① ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングス(太ももの裏側)は、腰の痛みや坐骨神経痛に関連が深い筋肉です。この筋肉を柔軟に保つことが重要です。
方法:仰向けに寝て、片足を伸ばし、足の裏を手で引っ張りながら、太ももの裏側が伸びているのを感じます。反対側も行います。
セット数:各側30秒×2セット
② 梨状筋のストレッチ
梨状筋は坐骨神経を圧迫することがあり、これを柔軟に保つことで神経痛を軽減できます。
方法:仰向けに寝て、片膝を反対側の胸に引き寄せます。その際、手で膝を押しながらお尻の筋肉が伸びているのを感じます。反対側も行います。
セット数:各側30秒×2セット
③ 股関節のストレッチ
股関節の柔軟性を高めることで、腰への負担を軽減できます。
方法:仰向けで両膝を立て、足の裏を合わせて膝を外に開きます。膝を床に近づけるように力を抜いて、股関節を伸ばします。
セット数:30秒×2セット
④ 膝抱えストレッチ
お尻と腰の筋肉を伸ばし、リラックスさせるストレッチです。
方法:仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せ、手で膝を抱え込みます。お尻と腰がストレッチされているのを感じながら深呼吸します。
セット数:30秒×2セット
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3. ストレッチと筋トレを組み合わせたアプローチ
筋トレとストレッチは相互に補完し合い、坐骨神経痛の予防に非常に効果的です。筋トレで筋力を強化し、ストレッチで柔軟性を保つことで、腰部や臀部、太ももへの負担が減り、坐骨神経への圧迫が軽減されます。毎日の習慣にすることで、健康な体を維持し、坐骨神経痛の予防や改善に繋がります。
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4. まとめ
坐骨神経痛の予防と改善には、筋トレとストレッチが非常に効果的です。特に、コアや下半身の筋力を強化し、柔軟性を高めることで、神経への圧迫を防ぎ、痛みを軽減することができます。毎日の運動習慣を取り入れることで、坐骨神経痛を予防し、健康的な生活を送ることができるでしょう。